造成工事の基本的な手順とは
2023/05/29
造成工事とは、土地を家を建てられる状態にする工事のことです。
普段目にすることが少ない造成工事ですが、どのような流れで行われるのでしょうか。
今回は、宅地の造成工事の手順についてご紹介します。
宅地の造成工事の手順
宅地の造成工事は以下の手順で行われます。
①地盤調査宅地にしたい土地の地盤が弱いと、家を建てる前に地盤の改良工事が必要になります。
調査の結果によって、この後に行う地盤改良などの計画を立てることになります。 ②整地・地ならし
元々あった建物を取り壊したあとのがれきや、工事の妨げとなる大きな石を取り除く作業です。
土地の高低差がある場合などでは、このあとに盛り土や切り土をして地盤を固める作業を行います。 ③伐採・伐根
家を建てる時の妨げになる、表面に出てきていない木の根などを取り除く作業です。
きちんと取り除いておかないと、残った根から木や草が成長し家にダメージを与えてしまう場合もあります。 ④地盤改良
地盤調査の結果により、地盤の改良が必要な場合に行う工事です。
地盤工事にはさまざまな方法があり、その土地の状態によって最適なものが選ばれます。 ⑤土止
盛り土や切り土をした部分の土が境界を越えて流れ出さないよう、土止工事を行う場合もあります。 ⑥残土の処分
特に切り土をした場合、余分な土が出てしまうことがあります。
建設発生土として適切な処分をしないと罰せられるため、きちんと資格を持った業者に依頼して処分しましょう。
まとめ
土地を家を建てられる状態にする工事が造成工事です。
土地の状態によってさまざまな工事が必要になるため、造成工事を依頼する場合には実績のある業者を選ぶことが大切です。
弊社では各種土木工事をはじめ、造成工事に携わる人を募集しております。
経験の有無は問いませんので、各種土木工事に興味のあるかたはぜひご応募ください。